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ホームサーバー道場〜上級編〜Windows Home Server使いこなし術
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- - - Windows ® Home Server使いこなし術 その3 後編 - - -
師範:笠原一輝      

 これで一通り準備は整ったが、実は細かなチューニングがまだすんでいない。 たとえば、今のところGPUのハードウェアアクセラレーション機能やDirectXの機能が無効になっている。 このほか、Windows XPの特徴の一つであるLuna(緑のスタートアイコンなど、XPのGUI)が無効になっているので、それらを有効にする必要がある。
 GPUのドライバがインストールされても、サーバーOSでは本来グラフィックスのアクセラレーションやDirectXは必要ないため、利用しない設定になっている。そこで、まずこれらを有効にする。
Windows画面描画のアクセラレーションは、Windowsデスクトップで右クリックし、表示されたメニューからPropertiesを選ぶ
Display Propertiesが表示されたらSettingsタブを選び、Advancedを押す
NVIDIAのドライバの場合、画面にアクセラレーション機能を有効にするようにメッセージが表示される。OKを押し次に進む
表示されたメニューからTroubleshootのタブを選び、Hardware AccelerationをFullに設定し、OKを押してウインドウを閉じる
StartからRunを選ぶ
表示されたダイアログボックスにdxdiagと入力してOKを押す
表示されたDirectX Diagnostic ToolのDisplayタブを選ぶ、すべてのアクセラレーションが有効になっていることを確認する。無効になっている場合は有効にする
次にSoundのタブを選択し、Hardware Sound Acceleration LevelをBasic accelerationからFull accelerationに変更する。設定が終わったらExitを押し、ウインドウを閉じる
 Windows Home Serverでは、Windowsデスクトップをグラフィカルに表示するテーマの機能が無効になっている。 これを有効にして、Windows XPライクなユーザーインターフェースを使えるようにする。
StartからRunを選ぶ
表示されたダイアログボックスにservices.mscと入力してOKを押す
Windowsサービスを設定するツールが起動するのでThemesを探してダブルクリックで詳細を呼び出す
GeneralタブのStartup typeをAutomaticに変更し、Applyを押す
Startを押しサービスを開始する、開始したらすべてのウインドウを閉じる
Windowsデスクトップで右クリックし、表示されたメニューからPropertiesを選ぶ
Themesタブを選び、Themeの中からWindows XPを選ぶ
 なお、Windows XPのテーマを選ぶと、壁紙がWindows Server 2003のものに変更される。 Windows Home Serverに戻したい時には壁紙をC:\install\q-1024x768_24bit.bmpに変更すればよい。
デスクトップがWindows XP風になった。壁紙はWindows Server 2003のものになる
壁紙をWindows Home Serverに戻すとこのような感じになる
Windows Home ServerはサーバーOSとして最大限力を発揮するように設定されているので、クライアントOSとしても使えるように性能のパラメータを設定する。
Startから、My Computerを右クリックし、表示されたメニューからPropertiesを選ぶ
Systems PropertiesのAdvancedタブを選択しPerformanceのSettingsを押す
表示されたPerformance OptionsからAdvancedを選ぶ
Processor SchedulingをBackground ServicesからProgramsに、Memory UsageをSystem CacheからProgramsに変更してOKを押す
再起動を促すメッセージがでるので、Yesを押し再起動する
Aで有効にしたテーマサービス以外にも、CD-Rへの書き込みサービスやWindows Image Acquisitionサービスなども無効になっているので、併せて有効にしておく。
StartからRunを選ぶ
表示されたダイアログボックスにservices.mscと入力してOKを押す
Windowsサービスを設定するツールが起動するのでIMAPI CD-Burning COM ServiceやWindows Image Acquisitionを探してダブルクリックで詳細を呼び出す
DisableをAutomaticに変更し、Applyを押す
Startを押しサービスを開始する、開始したらすべてのウインドウを閉じる
 総仕上げに、最新のDirectXをダウンロードしてインストールしておく。 Windows Home Serverには標準でDirectX 9がインストールされているが、3Dゲームなどをする場合には、最新のアップデートを適用しておいた方がいいだろう。
マイクロソフトのWebサイトからDirectX End-User Runtimes (November 2007)を ダウンロード する
適当なフォルダに解凍し、解凍したフォルダからDXSETUP.exeを実行する
画面の指示に従って、インストールする
再起動する
 以上で、インストールからクライアントOS化へのプロセスはすべて終了だ。 設定完了後、筆者はDirectX 9に対応した3DゲームのDoom 3とエンコードソフトのTMPGEnc 4.0 XPRESSをインストールし、実際ビデオエンコードをしながら3Dゲームをやってみると、こんな感じに実行することができた。
 なお、本来3Dゲームをプレイする時には全画面にしてやるものだと思うのだが、今回は撮影のためにウインドウ表示にした。 バックグランドでTMPGEnc 4.0 XPRESSを実行することができていることが分かるだろう。
 もちろん、Windows Home Serverの本来の機能も利用することも可能だ。 バックアップなどはバックグランドのタスクとして動作するので、今回の例のようにクアッドコアCPUを利用している場合などは、Windows Home Serverのサーバーソフトウェアにかかる負荷はあまり気にする必要はないだろう。
 なお、3Dゲームの中にはOSのバージョンをチェックするインストーラを利用しているものがある。 その場合には、インストーラのプロパティで、OSの互換性をWindows XPに設定すると動く場合があるので試してみてほしい。 なお、それでも駄目な場合もあるので、その場合は潔くあきらめるしかない。
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