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ホームサーバー道場〜入門編〜自分でも作れる!Windows Home Server作成術
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師範:芝田隆広    
マイクロソフトのサーバーOSは、これまで、VistaやXPといったクライアント用OSのようなPCパーツとのバンドル販売が行なわれていなかった。しかしホームネットワークでの利用が想定されているWindows Home Serverでは、クライアント用OSと同様に、FDDやCPU、マザーボードといった各種PCパーツとバンドルされたDSP版として提供される。実売価格は、FDDのパーツバンドルで2万5,000円前後となっているようだ。

マルチメディアファイルやクライアントPC環境のバックアップとして利用できる機能を考えると、大容量HDDなどと組み合わせて購入するのもお勧めだ。下にあるとおり、高いスペックは必要ないので、古いパーツを流用しながら、サーバーマシンを組み立ててみるのも、よいのではないだろうか。

Windows Home ServerはDSP版としても販売される。パーツ単体の価格が安いFDDなどとセットで購入するのも賢い。
Windows Home Serverは、一旦起動さえしてしまえば、あとは常時起動したままにしておくのが一般的な利用方法だ。起動した後も、クライアントPCから管理ツール「HomeServer Connector Software」やWebブラウザでアクセスして、一通りの操作を行なうことができるため、インストールを終えた後は、ディスプレイやマウス、キーボードをつながずに利用することができる。Windows Home Serverは高いスペックは必要ないので、古いパーツを流用しても動作に問題はないだろう。
少し古めのCPUでもサーバーの役割を果たすには十分だ。手持ちのCPUなどがあるなら、たとえばCeleron D やPentium Vなどでも構わない。
グラフィックス性能も、チップセット内蔵グラフィックス機能で十分事足りる。
クライアントPCのシステムを自動でバックアップしたり、出先から音楽/動画をはじめとしたデータへアクセスを行なったりするサーバーとして利用するのだから、常時起動しておくのが当たり前。だからこそ静音性には気を配りたい。前項で述べたとおり、高スペックなパーツを必要としないということは、より低発熱なパーツを選択でき、省スペース性を高められるということでもある。
古いパーツを流用するならその限りではないが、新たに自作するなら、できるだけ小型のケースで組みたい。

CPU 性能はさほど求められないので下のAthlon X2 BE-2350のような低発熱のCPUを使いたい。
定番のサイズANDY SAMURAIMASTER。CPUクーラーは低騒音のものを選んでおきたい。
Windows Home Serverは、ファイルサーバーとしての利用に加え、ネットワークを経由してクライアントPCのシステムをバックアップする機能がある。さらに、HDDを物理的に追加すると、ソフトウェアRAIDとも異なるOSの独自機能により、データを自動的にバックアップ(管理ツールでは「Dupulication」と表示される)する仕組も備えている。ユーザーがデータのありかを意識することなく、二重化してくれるわけだ。

このため、サーバー用途でデータの安全性を確保するためによく用いられるRAID 1(ミラーリング)などの構成は必要ない。ただ、その機能を十分に使いこなすためには大容量のHDDを、できれば2台搭載しておきたい。

もしサーバーマシンの筐体内にHDDが搭載できなければ、外付けで追加するのも選択肢としてはアリだろう
Windows Liveアカウントを用いれば、インターネットを経由してサーバーにアクセスできる上、ローカルネットワーク内のクライアントPCのシステムを自動でバックアップしたりもするので、複数台のPC を利用していれば、同時に数カ所からのアクセスが起きる場合も多々あるだろう。ネットワークの帯域は十分確保しておきたい。

最近のマザーボードなら1000BASE-Tポートを搭載したものがほとんどだが、古いマシンだとネットワークが100BASE-TXのこともある。そうした場合はLAN カードを追加しておこう。

最近のマザーボードなら、1000BASE-T LANポートをオンボード搭載するものが多いが、古いパーツや100BASE-TXの場合はLANカードの追加がお勧めだ。
Windows® Home Serverのインストールは、インストールDVDを使ってマシンを起動し、メニューに従っていけばよい。インストールするパーティションを決定し、言語を選び、プロダクトキーを入力するといった作業をこなしていけばインストールは完了する。
OSが起動したら、ログインパスワードの設定などを画面に従って進めていけばよい。
インストールDVDを使ってマシンを起動するとこのような画面が表示される。

「Next」をクリックしてインストールを開始する。
インストールするHDD用のドライバを読み込む。

必要なら「Load drivers」をクリックしてドライバを読み込ませる。
インストールの種類を決定する。

ここでは新規インストールなので「New Installation」しか選ぶことができない。
言語とキーボードを設定する。

上段は「Japanese」。
キーボードには日本語の設定がないので「US」を選ぶ。

設定はインストール後にも変更可能だ。
プロダクトキーを誤りがないように入力していく。

入力がすんだら「Next」ボタンを押すとそれ以降の作業へと進む。
サーバー名を入力する。

標準では「SERVER」となっているが、自分の好きな名称に変更しておくとよいだろう
Windows® Home Serverをインストールするパーティションを選ぶ。
左下のチェックボックスにチェックを入れて「Next」をクリック。
HDDがフォーマットされ、中のデータが消去される旨を確認してくる。
* 次の英文がメッセージボックスで表示されます。
「All data on all of this computer's hard drives will be deleted. Are you sure you want to continue?」

「Yes」をクリックするとインストールが続行される。
ここまでの作業がすんだら、インストールの準備が完了。

「Start」ボタンをクリックしてインストール開始。
ユーザーライセンスが表示されるので「I accept this agreement」にチェックを入れて「Next」をクリック。

あとはしばらく待てばよい。
インストール完了後、最初の起動時にパスワードを求められる。

英数字と記号を組み合わせたパスワードを2回と、忘れたときのヒントも記入する。
あとはメニューに従っていくつかの項目に答えていく。

基本的にはOS推奨の項目「recommended」にしておけば問題ない。
Windows® Home Serverが起動したら、クライアントからアクセスできるようユーザーアカウントを作成する。クライアント側で、「Home Server Connector Software」をインストールすれば、サーバーで共有しているデータにアクセスできるようになる。
OSにログインしたら「Windows Home Server Console」を起動、「User Accounts」で「Add」ボタンを押しクライアントユーザーを追加する。
ユーザーの名前と、ログオン時に使うユーザー名を設定する。

リモートでアクセスするなら一番下のチェックを入れておく。
クライアントユーザーが使うパスワードを設定する。

あとはリソースに対するアクセス権を設定すればユーザー作成は完了。
クライアントPCで「ネットワーク」を開き、サーバーの共有フォルダにある「Software」から「Home Server Connector Software」を開いてSetupを実行する。
インストール途中でWindows® Home Serverのパスワードを聞いてくるので、OSインストール時に設定したものを入力する。
インストールが終わると「Windows Home Server Console」からクライアント側のマシンでWindows® Home Serverの各種設定が実行可能になる。
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